Jorma & Lea Pihkala
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2010のクリスマス


 ご降誕おめでとうございます。

やみの中を歩んでいた民は、大きな光を見た。死の陰の地に住んでいた者たちの上に光が照った。… ひとりのみどりごが、私たちのために生まれる。ひとりの男の子が、私たちに与えられる。主権はその肩にあり、その名は「不思議な助言者、力ある神、永遠の父、平和の君」と呼ばれる。(イザヤ9:2、6)

 上記のイザヤの箇所は主イエス・キリスト様の誕生をその700年前に預言したものです。イエス様が人間にベツレヘムの馬小屋でお生まれになった事は、神様がどのようなお方でおられるのかを明らかにするためでした。海や空や宇宙をお造りになった神様の偉大さは、偏見を捨てたら、誰にでも明らかです。しかし、暗闇、戦争、死、重荷のくびきを背負うっている私達人間に、神様の愛が決して分かりきった事ではありません。イエス様は私たちを罪や死や悪魔の支配から解放するために人間になられました。私達の身代わりに十字架の上で死んで下さって、三日目に復活した事で神様の愛が始めて分かります。

不思議な助言者

 将来への道が分からない、暗い現実の中に生きている、死に向かって意味のない毎日を繰り返している私達に光が与えられました。主ご自身が私達と共に歩まれます。一歩一歩をそのみ言葉(聖書)の光で照らして、不思議な助言者として私達を案内して下さいます。いのちへの明るい道が開かれました。私達を正しい方向に導いて下さいます。

力ある神

 共に歩まれるイエス・キリスト様は私達の罪を赦すだけではなく、罪の力から開放して下さいます。自分が弱くても、主が私達のすぐ傍に、神様にも人に仕えるため、新しい力を注いで下さいます。不可能な事を可能にして下さいます。その力は私達の力ではなく、イエス・キリスト様の力です。勇気と希望と確信の力です。自分に対する自信ではなく、相手でおられるイエス・キリスト様に対する確信の力です。

永遠の父

 クリスマスの喜びは永遠の父でおられるイエス・キリスト様に何もかも自由に語り合える事です。私たちが何でも話す事が出来ますし、イエス様もその心を私たちに分かち合って下さいます。父のように支えて、理解して、助けて下さいます。現実がいくら厳しく見えても、悲しみの中にも主の交わりが心を照らして、永遠の父として私達をみ国の栄光の中まで守って導いて下さいます。

平和の君

 今は未だ戦争や争いが後を絶ちません。ですから、クリスマスの預言の最終的な成就はイエス・キリスト様の再臨の時です。しかし、今も深い心の平安を味わう事が出来ます。なぜなら、平和の君イエス・キリスト様が友として傍に歩んで下さいます。平安は気持ちの問題ではなく、誰が私たちと一緒にいるかによります。周りが真っ暗であっても、全てを創造して、死に打ち勝った主が共におられると心配する必要がありません。主の交わりに平和があります。主が私達の手を握っていると、私達の敵は何も出来ません。永遠の命を私達から奪い去る事の出来るものがありません。

 この「不思議な助言者、力ある神、永遠の父、平和の君」でおられるイエス・キリスト様を心に受け入れるのは本当のクリスマスです。そのようなクリスマスの喜びをあなたとあなたの愛する方々にお祈り致します。

 

フィンランド伝道

7月の初めから11月の半ばまでの4ヶ月半は夏休みの後でフィンランドで巡回伝道を致しました。日本伝道をサポートする諸教会で奉仕をしながら、多くの支援者との暖かい交わりに預かりました。41年間も私達を祈りと献金で支えて下さった人々に心からの感謝を表す時期でした。ミッションの本部の近くの子供伝道にも力を注ぎました。小学生のわんぱく男の子達と活発な女の子達が5〜60人集まって色々の活動をしながら福音を聞きました。伝道は楽しいものです。

日本語集会の奉仕

 マドリッドでのヨーロッパ・キリスト者の集いの後、9月にパリ教会で奉仕をさせていただいて、よき交わりに預かりました。1月の初めからこちら神戸の青谷から有木義岳先生をパリの短期奉仕にお送り出来ることを喜んでいます。

 日本に帰る途中で上海の長男の家族を訪れた際に、国際教会と日本語集会で奉仕をさせて頂いて、感謝の思い出になりました。国際教会が僅か3年で2つの礼拝から5つの礼拝に成長した事は驚きで、又中国でリバイバルが続いている証拠でした。主の大きなみ業を日本でも期待します。主は不可能なことを可能にするからです。

HAT神戸

 HAT神戸キリスト教会で留守の間に姜根培先生、吉田ご夫妻、U.ペンドリン先生の日韓フィンランド国際チームが責任牧師永田先生の下でよい協力伝道で働いて来られました。感謝しています。又大平郁子姉妹が聖書学院の二年生として学びを続けています。

  吉田徳雄様のお母様が10月26日病床洗礼を受けて、主の平安と喜びをもって次の日に主の御許に召されました。

 私が戻るとすぐに 時田直也様のコンサート礼拝があって、そして今クリスマス集会の準備が進んでいます。本当のクリスマスの喜びを味わう事をわくわくして待っています。

HAT神戸のクリスマスの特別プログラム

12月19日(日)午前10:45 クリスマス記念礼拝・オカリナ演奏、ポトラック(持ちより愛餐会)

12月23日(木)午後3:00
   キャンドルサービス HATキッズによる形劇やチェロコンサート

 11月23日に阪神地区の諸教会の共同セミナーでカネボウ製薬の元社長の三谷先生が日本伝道の実態についての興味深い話をなさいました。クリスチャンとして会社の中に真っ直ぐ歩むために3回も格下げられたが、見事に逆転の人生を歩まれた証しを通して、私達を励まして下さいました。

聖書学院

神戸ルーテル聖書学院に3学期に戻って、新しい学生や聴講生が増えて、活気のある感じで喜んでいます。依然として新約聖書入門を教えていますが、その他に1月から宗教改革の歴史も私の担当に一時的になります。

 

  過ぎ去った一年の間に、色々お世話になり、祈りの内に覚えて頂いて、交わりの場が与えられて心から感謝致します。

主イエス・キリスト様の降誕を心より喜び申し上げます。

主の恵みの2011年をお迎え下さい。

J. & L. ピヒカラ