主はその愛する者を懲らしめ、受け入れるすべての子に、むちを加えられるからである。」 訓練と思って耐え忍びなさい。神はあなたがたを子として扱っておられるのです。父が懲らしめることをしない子がいるでしょうか。(ヘブル12:6・7)
いまは、しばらくの間、さまざまの試練の中で、悲しまなければならないのですが、信仰の試練は、火を通して精練されてもなお朽ちて行く金よりも尊いのであって、イエス・キリストの現われのときに称賛と光栄と栄誉に至るものであることがわかります。(1ペテロ1:6-7)
火の中の金
クリスチャンは現実の世の中に生きている内に様々の試練にぶつかります。自分自身の罪深さや難しい人間関係の中にいます。イエス様は信仰者の道が優しいと約束しませんでした。しかし、どんな試練に合っても、主が共におられます。そして最終的に私たちを永遠の勝利に導いて下さいます。
ある女性には大きな悲しみがありました。ある時に金細工職人の所に行って、 金細工職人が金の四角の部分を取って、それを火の中に入れて、その解ける状態を見守っている事を見ました。その事を見ながら女性は言いました:
「私に慰めを与えてありがとうございます。金の塊から一回も視線を離さなかった事に気が付きました。私が試練の火の中にいる時に、天の父なる神様は私をずっと見守っておられる事が分かりました。これは私の学んだ第一の事です。しかし、ずっと金の塊を見守っているのはなぜですか、教えて下さい。」
「それは金に何の不残物も残したくはありせんし、長すぎたらだめにならないようにずっと見守っています。」
女性は「この教えを通して聖書の言葉を思い起こして下さいました。『あなたがたのあった試練はみな人の知らないようなものではありません。神は真実な方ですから、あなたがたを耐えることのできないような試練に会わせるようなことはなさいません。むしろ、耐えることのできるように、試練とともに、脱出の道も備えてくださいます』 (1コリント10:13)」と言いました。「これらの教えをありがとうございました。」
「急がないで下さい」と金細工職人が言いました。「もう一つの質問をして頂きたいのです。」
「三番目の事がある事には気がしませんでした。」
「この金の塊をいつ火の中から取り出さなければならないかと聞いて頂かなかったのです。」
「是非教えて下さい。」
「金がいつ清くなったかと言う質問をなさらなかったのです。私はそれが清くなったかを知っています。それは私の顔がその金から映っている時にそれを火の中から取り出します。」
女性は感謝して帰りました。
8月は西宮南教会で滞在して(〒662-0927 西宮市久保町11-17)、9月から11月まで神戸ルーテル聖書学院で泊まって(〒651-0052 神戸市中央区中島通2-2-11)、第二学期の毎水曜日午後1:30~3:10にヘブライ人への手紙について授業を致します。授業は9月7日から始まります。
その他に次の西日本福音ルーテル教会の諸教会で日曜日の礼拝説教の奉仕をさせて頂きます。
8月 7日(日)西宮南教会
14日(日)西宮南教会
21日(日)阿南教会
28日(日)阿南教会
9月 4日(日)淡路教会
11日(日)西宮南教会
18日(日)吉野川教会
25日(日)東徳島教会
10月2日(日)HAT神戸
9日(日)西宮南教会
16日(日)西宮南教会
23日(日)淡路教会
30日(日)あお教会
11月 6日(日)HAT神戸
13日(日)東福山教会
9月27~30日に神戸で行われる第6回目の日本伝道会議にも出席する予定です。
日本にいる間に次の電話番号で連絡が出来ます:
080-3241-3912
メール:jormapihkala(at)gmail.com
家内も来日しますが、最近健康がすぐれていませんから、熱い時期を避けて10月一杯滞在する予定です。
滞在中出来るだけ多くのお世話になった皆様に会いたい気持ちで一杯です。