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東福山福音ルーテル教会 |
2003年元旦 |
あけましておめでとうございます |
「この月をあなたがたの月の始まりとし、これをあなたがたの年の最初の月とせよ。この月の十日に、おのおのその父祖の家ごとに、羊一頭を、すなわち、家族ごとに羊一頭を用意しなさい。この月の十四日、夕暮れにそれをほふり、その血を取り、羊を食べる家々の二本の門柱と、かもいに、それをつける。わたしはその血を見て、あなたがたの所を通り越そう。わたしがエジプトの地を打つとき、あなたがたには滅びのわざわいは起こらない。この日は、主への祭りとして祝わなければならない。」(出エジプト記12:2〜14の抜粋)
年の初め 日本にちょうど30年前に初めて来た時は正月の前でした。一年の一番寒い時期を新春と言われた事を不思議に思いました。又殆どの家の玄関に飾ってあった注連縄(しめ縄)の意味はなんだろうかとも考えた覚えがあります。
何年か後で台湾を訪れる機会があって、それはたまたま旧正月の時に当たりました。(2月の終わりごろでした。)やはり台湾はその時に田植えの時期で、まさに新春でした。それだけはなく、中国の習慣に従って、ほぼ全ての家の入り口に真っ赤な布がかもいにつけていたではないかと驚きました。赤は当然お祝いの色で、しめ縄でみかんがその色の代わりでしょう。日本と中国が同じ文化圏に属する事を実感致しました。
東福山教会の伝道に 8月の終わりにフィンランドの4〜5ヶ月の伝道の後東福山ルーテル教会に着いて、新しい環境で、伝道に着任しました。大きな団地の新しくて広い教会は若々しくて、活発な群れです。とてもやり手である子安先生の後で家内と二人であっても活動のレベルを保つのは厳しかったですが、やっと何とか慣れてまいりました。
教会の周りの団地はとても開かれた住宅で、ほぼ40万人の福山でありながら、人々はよく挨拶をしてくれて、外人の私たちを暖かく歓迎してくれます。この教会で以前何人か主にノルウェーからの宣教師が働いた事の成果かもしれません。外向きの活動に案外多くの方々が参加してくれます。料理教室、手芸の会、子ども英語はその実例です。 この秋の特徴は有木先生の特別伝道会と結婚式の他に三つの音楽イベントがあったことでした。先ず第一に西宮南教会の皆さんが10月に17名で礼拝遠足で来てくれて、ILOというバンドが演奏してくれました。
MGTHのツアー Mikko Goes To Heaven は合わせて23回のコンサートや諸集会に合計2100人の人が集まって、その中に教会に初めての人の割合がとても高かったのです。あるところに80%を超える程でした。バンドの皆さんはとても感謝して帰って、又1年半後の春に来日したい気持ちで一杯です。 色々の問題も起こりました:バンドの中の4人まで病気をしたり、病院から薬をもらったりしたし、片方のスピーカーが故障したりしましたが、全てのコンサートは予定通り行われました。フィンランドで作って、もって来た日本語のCDもフィンランドに残った一部を除いて全部売れました。 私が二週間彼らの通訳や運転手として幾つかの教会を歩き回って、懐かしい方々に会ったり、世話になったりして、充実した時を過ごさせて頂きました。感謝しております。 嬉しい情報 特にあお教会で多くの愛する方々に会えて、又あお教会に今年9人の洗礼者と堅信者与えられた事を心から感謝しています。特に洗礼を受けられて、天に召された岡本姉妹の事を聞いて心から救い主イエス様の恵みを感謝いたしました。「主を信じなさい、そうすればあなたもあなたの家族も救われる」と言う約束をもう一度確認された思いです。 旧年はとてもお世話になった事を心から感謝いたします。今年も宜しくお願い致します。
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